思い入れのある特急「白鳥」初乗車から30年経ちました
1991年2月23日、大学受験のため金沢へ行くことになりました。
当時は大阪~青森を日本海縦貫ルートで運行される特急「白鳥」号がありました。
北地区と書いている記事もありますが実は青森です。
当時も青森から金沢まで乗り換えをすることなく移動できる「白鳥」を利用するのが楽でした。
青森5:52発、金沢には15:47に到着する行程です。
乗車日の直前の2月18日、北陸本線の親不知駅と青海駅との間の土砂が流出し、両端の駅で列車の運行が分断されました。
大学受験のための移動ですから、予定通りに動くかどうかニュースを眺めていたところ、20日ころには復旧していました。
これによって乗り換えなく移動できることになりました。
さて23日当日。朝5:00過ぎには青森駅に到着したいと思っていたので、4:00ころに起床します。
しかし、居間に行くと普段寝ている両親ともほぼ徹夜をしていたようです。
父に至っては夜通しファミコンをしていました。
この「白鳥」号に乗った時のことはまた別の機会にご紹介しますが、なんとも快適な電車でした。
一応受験のためなので、車内でも受験用の勉強をしましたが、初めて見る車窓に目を奪われていました。
親不知と青海付近は復旧したばかりということと、降雪のために約30分ほど遅れて金沢駅に到着しました。
約10時間も乗っていたにもかかわらず、まったく飽きることなく過ごせました。
今ではこんな乗り方のできる列車がないので寂しい限りです。
記事内容 1991.2.23
画像撮影 1993年頃
撮影場所 青森駅