2022年5月 神戸・大阪の旅ーその9 大阪散策編② 大阪歴史博物館ー
四天王寺の散策を終え、次は大阪歴史博物館へ向かうことにします。
大阪メトロに乗ろうかとも思いましたが、暑すぎて最寄り駅まで歩く気力がなかったこともあり、四天王寺参道口から大阪シティバスで移動します。
大阪シティバス62系統に乗るためバス停で待ちましたが、関西は列を作って並ぶことがないようです。関東以北は並んでいないと騒ぎの元なのでしっかり並びますが、2020年に訪れた京都含め、バスが来て扉が開いたら思わぬところから乗客が現れるので慣れないと驚きます。
さて、大阪シティバスでの移動は車窓が眺められるのでどのあたりを走行しているかわかりやすいので、急がなければ地下鉄より快適です。
上本町駅などを経由して約25分乗車して馬場町で下車。左手に徒歩すぐに大阪歴史博物館はあります。
法円坂遺跡を見て大阪歴史博物館に入りますが、ここで大阪周遊パスが役立ちます。常設展示であればパス提示で入館できます。
ちなみに特別展については別途料金が必要です。
大阪歴史博物館に来た目的はここ、再現された難波宮大極殿内部です。
7世紀に使用されていた都で天皇が出御する場面を実物大で再現されたこの空間は、自分自身が宮廷官人になった気分にさせてくれます。
再現された大極殿内部からは実際に大極殿があった遺跡の様子も見ることができ、政治の中心地だったことを改めて認識できます。
展示を見進めていくと大阪城が見える場所に出ます。ガラスに博物館の内部が反射してしまいますが、眺めとしてはとてもいいスポットです。
これを見るためだけでも大阪歴史博物館を訪れる価値はあります。
改めて大阪歴史博物館を見てみると、細長い丸みを帯びた建物であることがわかります。
博物館といえば四角のイメージですが、建物にも特徴が出ていて思わず何度も見上げてしまいました。